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2012年 05月 22日
私が生まれ育った玉川学園の地形は、多摩丘陵に位置するため、とにかく急な坂が多く、高齢の方々にとってはしんどい街であることは確かです。でもそんな街が今まで愛され続けた理由の一つは、文教地区としてのその静かと、地形の高低差で生み出される豊富なシーケンス、それらの環境が今、刻々と破壊されてきています。
50年程前に親の世代がこの土地に移り住んだ時、玉石によって土留めされた擁壁が並ぶこの土地の風景は、さぞかし美しかったことでしょう。 ![]() ![]() しかし現在の法律では、地震で倒壊の恐れがあるため、新たな家を建てるときには、擁壁をコンクリートでにつくりかえる必要が出てきます。その景観を損なう擁壁をつくりかえる為の費用負担が建主に降り掛かってきてしまうため、土地はさらに細かく分筆され、上家に回す費用が極端に無くなってきてしまうのが現状です。この現状が、新しい“玉川学園らしさ”として、次の世代へと親しみやすい風景をつくり出せるとは到底思えません。 ![]() そもそも家は平らな土地での家づくりしか選択肢を与えている、ハウスメーカーや、ハウスビルダー業者の責任は大きいと思っています。 そこで我々は、玉川学園で、今後どのような家が提案できるのか、ケーススタディーしてみました。 ![]() ①擁壁を極力なくし、昔の地形に戻す。 昔の山の地盤は造成した土より固く、発生した残土を処分する費用は擁壁をつくるより、遥かに安く上がると言えるでしょう。 ②建物を最小単位の大きさに分け、造成する範囲(基礎の部分)を最小限に押さえる。 ③従来の縁側のように建物を風や光が通り抜ける、半屋外(半屋内)の層で建物全体を覆い、心地よく自然を取り入れる。 同時に周辺地域との関係性とを分離せず、新しい地域社会を形成する。 ![]() ![]() ④昔の記憶として、撤去した玉石を地面の演出としてしき込む。 これは設定した土地の写真です。 ![]() 同じ角度から観たCGです。 ![]() 開放感が出て、道からの印象が随分かわります。 詳細内容にご興味のある方は、HPに一部写真、CGを掲載しましたのでご覧ください。 また是非、当事務所にもお立ち寄りくださ。 2012年 05月 14日
先週、建もの探訪の記事をアップし、Facebookにリンクを貼ったところ、色んな有り難いコメントを頂戴しました。
中学高校時代の後輩がコメントで「先日偶然入った中華料理屋さんにこの番組をパロった漫画の単行本がありました。。。」とあったので、「是非観てみたいなあ」と軽い気持ちで返したら、 その4日後、、、 ![]() 何と、その漫画が私のところに届きました。 タイトルもわからず、その中華屋さんに態々再訪してくれたそうです。 その後、購入し包装した上、郵便局まで行って送ってくれた事を考えると、頭が下がります。 便利な世の中だからこそ、より感じられる有り難さがある事を、気付かせてくれた後輩に感謝です。 ケンタ、ありがとな。 2012年 05月 07日
SOLSOさんのBBQパーティーにお声掛け頂き、オフィス兼農園にお邪魔してまいりました。
何時も我が事務所の手掛けた建物に色気を与えてくれます。 http://solso.jp/ パーティー風景。全部屋内ですが、場所によっては外部に限りなく近い屋内空間で不思議です。 ![]() ![]() ここでは、植物が主役で、人と建築はあくまでも脇役です。 私の大好きなスポットです。 ![]() 真中が代表の齊藤さん、向かって左がオフィスのデザインを手がけた久保さん。 本当に楽しく、皆のパワーを少し分けて頂いた最高の一時でした。 齊藤さん、準備頂いたスタッフの皆様、有難うございました。 2012年 05月 07日
昨日、番組「渡辺篤史の建物探訪」の撮影がありました。
今回は昨年完成したスキマノイエ。T-house以来、4年半ぶりの2回目の撮影でした。 ![]() 渡辺さんが現場に到着すると、一気に緊張感が漂います。挨拶を済ませた後、「富永さは向こうの電信柱の奥に下がってて下さい!」とスタッフの方に前回同様に扱われ、2回目の経験なので充分理解していたはずですが、この瞬間はやはりちょっとむなしいです。 ![]() 私が大学生の頃、この番組で木島安史という建築家を知り、事務所の入れて頂いた経緯から、この番組は私にとって特別な思いがあり、その番組が長寿番組として20年以上もの間継続して、こうやって有難く私の設計した住宅をも取り上げて頂けるなんて、なんて幸せな事でしょう。現在は、毎週金曜日朝4時半と、殆どの人がリアルタイムで観れない時間帯で放送されていますが、それには理由があります。視聴率の高い時間帯だとCMやスポンサー等の外的圧力を受けることで、番組は往々にしてその主旨や質を落とすことがあるようです。渡辺さんは建築に対する純粋な思いから、長く継続させるための手段として、この時間帯をあえて選んでいるということらしいです。 一度は皆様も観たことがあるかと思いますが、あのリアクション、実は演技じゃあないんです。リハーサルは無いし、前情報も一切なしで、空間に入ったところを撮影しているんです。なるべく素直な感想とリアクションが出せるようにと拘っているようです。随所に渡辺さんのテレビ人としてのプロ魂がこの番組には込められているんですね。 最後はお施主様と記念撮影。 ![]() 放映は7月6日(金)です。 皆様のご感想も是非、お待ちしております。 何よりも、今回のような機会を頂戴出来ましたことに対して、お施主様に心から感謝致します。 ありがとうございました。 2012年 03月 09日
皆様またまたご無沙汰してしまいました。スタッフの信田です。
気づけば冬を越え、いつの間にか春の香りが近付いてきた今日この頃です。 さて、昨日は今春卒業を迎える東海大学建築学科の学部生と院生の卒業祝いということで、Tomiarc Houseにお招きしてホームパーティを開催しました。 ![]() 学部生の2名(SBさん+KMGI)は、これまでビーチハウスに始まり、課題のエスキスなどを通して交流してきており、この度無事に卒業を迎え、これまでの経験を生かして社会へと飛び出していくとのことでした。 院生のIDEさんは、昨夏にプライベートで軽井沢の住宅にも遊びに来て頂いた経緯もあってお誘いしました。彼女も無事に修士設計を終えて、これまでの経験を生かして飛躍していってほしいと思います。 これまで設計教育をしてきて、彼女たちが社会でも設計・ものづくりに携わって設計を継続していくことにとても嬉しく思います。 彼女たちのフレッシュエネルギーに負けないように自分も頑張らねばと思った夜でした。
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