昔からの白熱電球は、フィラメント(抵抗体)を利用するため、別名フィラメント電球と言います。
効率が悪く、LEDが今や主流となりつつなる時代の中では、生産を中止したメーカーも少なくありません。
左2つは従来の発熱電球で、一番左がPanasonic、2番目がHITACHIの商品です。一見同じようですが、多少HITACHIの方が少し縦長で、私が特に好んで使っています。
ガラスでつくり出されるこのフォルムの美しさが、フィラメント電球の魅力の一つです。
最近では右2つのようなLEDのフィラメント電球も出ています。左から2番目がPanasonic製で一番右が、先週青山で発見した中国製のTWINKLE-BUBBLEという商品です。
まずはPanasonicの商品、電球の下に白い部分があり、少し気になりましたが、ソケットに差し込むと、それほど気になりません。小振りで可愛らしさがあります。
アクリル部分が少しスモークがかかっているのか、光を灯すと多少の拡散効果が狙いなのかもししれません。
¥3400程度 4.4W 電球20形相当
TWINKLE-BUBBLEは、アクリル部分が完全な透明で、フォルムも従来の電球のに近く、奇麗です。
LEDの発行部分が突起部の直方体の5面全面にちりばめられている為、灯したときに、満遍なく光が拡散するように工夫されています。
¥2400程度 5W 電球25形相当
フィラメント電球のもう一つの特徴は、ご覧の通り光源が突き出ていて、それをガラス(LEDの場合はアクリル)で覆っているため、線状で拡散性の高い蛍光灯電球と違い、一つの点光源でありながらも空間全体を照らしてくれます。夕暮れ時の夕日のように、またはロウソクを一本灯した時のように、一方向からの光が自然な色っぽい影をつくりだしてくれます。
フィラメント電球、発展途上です。明るさ、デザインともに今後注目です。